「乳がんの治療で、別のがん(白血病)になることもあるって本当?」
頻度は極めて低いですが、ゼロではありません。治療関連白血病について解説します。
治療関連白血病とは
抗がん剤や放射線治療が原因で、数年後に**白血病・骨髄異形成症候群(MDS)**を発症することがあります。
正常な造血幹細胞のDNAに抗がん剤がダメージを与え、それが積み重なって白血病細胞になる、と考えられています。
どれくらいの確率?
非常にまれです。
頻度の目安
- アンスラサイクリン系(AC/EC)使用後:0.2〜0.5%程度
- アルキル化剤の累積量で増える
- 放射線治療との併用でわずかに上昇
- 多くの方は一生発症しない
いつ起こる?
- 治療終了後2〜5年に多い
- 10年経過後でも稀に起こる
- 数十年経って発症することは少ない
サインに気づくには
定期的な血液検査で見つかることが多いです。気になる症状:
気をつけたい症状
- 説明できない疲労感が続く
- 出血しやすい(青あざ・歯ぐきの出血)
- 発熱を繰り返す
- 貧血の症状(息切れ・めまい)
- リンパ節の腫れ
これらは別の原因のことも多いので、過度に心配せず、気になったら主治医に相談を。