「がんに効く食べ物を」「健康的な食事を」
治療中、こんなプレッシャーを感じる方は多いです。
でも、食事は栄養補給だけでなく楽しみでもあります。
「我慢の食事」は疲れる
治療中ずっと、
- 大豆製品控えめ(イソフラボン)
- 糖質控えめ(がんは糖を栄養に)
- 完璧な栄養バランス
- アルコール完全禁止
を守り続けると、心が疲れます。
そして、こうした食事制限のほとんどに、強いエビデンスはありません。
食事の本来の役割
食事から得られるもの
- 栄養
- 楽しみ・満足感
- 家族・友人との時間
- 季節を感じる
- 文化・思い出
- 心の安らぎ
栄養だけにフォーカスすると、他の大事なものが失われます。
バランスを取る
抗がん剤中の工夫
食欲がない時期は、
- 食べたいものを少量
- 冷ましたものは匂いが弱い
- 五感に訴える食器・盛り付け
- お気に入りのカフェのテイクアウト
- 家族と食卓を囲む(食べなくても)
「栄養を取らなきゃ」というプレッシャーを少し緩める。
治療後は食を楽しむ
治療がひと段落したら、
- 行きたかったレストラン
- 季節の食材
- 旅行先の名物
- 自分で作る凝った料理
- 友人とのホームパーティ
食を通じて、暮らしを取り戻していきましょう。
「がんに効く食べ物」を探すより、「自分が美味しいと感じるもの」を楽しむほうが、結果的に体にいいんだ。