患者申出療養は、国内未承認薬を保険診療と組み合わせて使えるようにする制度です。
2016年から始まった、比較的新しいしくみ。
どんなときに使う?
主なケース
- 海外では承認、日本で未承認の薬
- 治験から外れた人
- 標準治療を使い尽くした
- 主治医が「この薬が候補になる」と判断
費用の考え方
- 保険診療の部分:通常の3割負担
- 未承認薬の部分:自費
- これらを組み合わせて使える(混合診療の例外)
通常、未承認薬を使うと保険診療まで全部自費になりますが、患者申出療養なら保険診療部分は3割のまま。
申請の流れ
ステップ
- 主治医に「使えるか」相談
- 臨床研究中核病院に申請
- 国(厚労省)の審査
- 承認後、治療開始
審査に約6週間〜数ヶ月かかります。
似た制度との違い
- 治験:製薬会社のもの、薬代は無料
- 先進医療:医療技術が中心
- 患者申出療養:患者の希望から始まる、未承認薬中心