検診の結果通知に**「要精密検査」**と書かれていると、本当にドキッとします。「がんかも」と一気に不安が押し寄せてくる方も多いと思います。
このページでは、要精密検査と言われたあとの流れと心構えをまとめます。落ち着いて読んでみてください。
安心してほしい事実:精密検査でがんになる人はごく一部
まず、これだけは覚えておいてください。
検診で「要精密検査」と言われた方のうち、実際にがんと診断されるのは5〜10%程度です。
つまり、9割以上の方は「結局なんでもなかった」「良性のしこりだった」というケースなんです。
ただし、放置はぜったいダメ
ここがいちばん大事です。
「どうせ良性だろう」と精密検査を受けないままでいると、もし本当にがんだった場合に発見が大きく遅れます。
どこで精密検査を受けるの?
精密検査は乳腺外科または乳腺クリニックで受けます。
「乳腺外来」「ブレストクリニック」などの名前で探すと見つけやすいです。
受診先の選び方
- できれば乳腺専門医が在籍する施設
- 検診で要精検になった場合、自治体や検診機関が紹介状を出してくれることも
- 大病院は予約が取りにくいので、紹介状経由がスムーズ
- かかりつけの内科などからの紹介も可能
検診結果の通知書に、紹介状や検査機関のリストが同封されていることが多いです。
精密検査でやること
精密検査は、検診の「気になった部分」を、もっと詳しく調べる検査です。
精密検査で行いうる検査
- マンモグラフィの追加撮影(拡大・スポット)
- 乳腺エコー(超音波)
- 必要に応じて造影MRI
- しこりや石灰化があれば、組織検査(針生検・マンモトーム)
「マンモで石灰化」と言われた → エコーでしこりはないか確認 → 必要ならマンモトーム、という流れが多いです。
結果が出るまで
精密検査の中で、
- マンモやエコーだけで「異常なし」と判定 → その日のうちに分かる
- 組織検査(針生検)まで進む → 結果は1〜2週間後
組織検査をすることになった場合、結果待ちの期間がいちばん不安が強くなります。
この期間は、家族や信頼できる人と一緒に過ごす時間を意識的に作るのがおすすめ。一人で抱え込むと不安が膨らみやすいから。
もしも、がんと診断されたら
精密検査の結果、もしがんと診断された場合は、
- 落ち着くために、まず一呼吸(説明を全部その日に理解しなくていい)
- メモを取る、または家族と一緒に説明を受ける
- これから何をするか、ロードマップを聞く
- 必要に応じてセカンドオピニオン
詳しくは No.2000 乳がん治療のロードマップ で。